明日17日の見通し

明日はポジションは取らず、ドル円が下がったら110.600付近で押し目買い、ランド円が7.500前半では小さい単位で押し目買いです。これは長期ロングはとらない予定です。来週大きく下がる懸念の方が強いと考えます。

マクロン仏大統領がトルコ支援約束しましたが、ムニューシン米財務長官は追加制裁の実行を示唆しています。米中貿易協議は22〜23日の関税追加第二段発動前に行われるとWSJが報じていますが、今までの2回の通商協議では、知的財産権に対する対応策が全く提案されていないことから、これも物別れに終わる可能性が高いと考えます。トランプ大統領は11月の中間選挙だけでなく、本気で貿易赤字に結果求めて行動していると考えた方が正しいと思います。

この週末はポジションは控えめに、結果的にドル高に向かうしかない(トランプ大統領のドル高に対する口先介入だけ世界の市場はコントロールできないはずです)と思われますので、10月に向かっては下がったらドルに買いポジションのスタンスを考えておくべきかと思います。9月には米議会が始まりますので、今度は次の減税法案にとりかかるのではないでしょうか。それでも貿易赤字の手は緩めることはないと考えておくのが妥当です。